「自主性」を大切にしたい。

私もそのように思います。

しかし殊に「受験」という範囲においては、その自主性に任せてしまうのは危険が多いのが実情です。

私は、生徒の自主性に任せてしまったことで、結果につながらなかったという苦い経験をしたことがあります。

受験までに残された時間と、必要な学力を獲得する労力の見積もりが、生徒自身ではどうしても甘く、間に合わないのです。

したがって、宿題を課します。

基本は週単位。より細かく指示が必要と思われる生徒の場合には、日毎の形で。

そして授業の際にその進捗具合を確認します。

そして生徒自身に評価してもらいます。

①妥当 ②やった割には微妙な結果 ③やってない割にはできている

例えば英単語のチェックテストをして、9割の出来だとして、評価が①であればまずまずと言えますが、②や③の場合は問題ありです。

②何が不十分だったのかを一緒に考えます。

③運が良かっただけなので問題外。

また同じように6割の出来だとして、①の場合は準備が不足しており、次回への戒めとしてもらいます。

こういったことを繰り返し繰り返し行っていくことで、次第に生徒は自ら進んで「〇〇に取り組もう」というようになっていきます。

これを時に厳しく、また時にいたわるようにフォローを辛抱強くしていきます。

そうして最後に合格の知らせを受けるのです。

そして私は、生徒の成長を感慨深く振り返るのです。